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    「アルカディア」感想

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      JUGEMテーマ:堤真一

      昨日は「才原警部」のWOWOW放送がありましたね!!
      私は子供も誘ってみんなで見ました。
      子どもたちも声を上げて爆笑していました。
      「なんじゃ、この劇!?」だって(笑) ですよねー。
      でもやっぱりメチャクチャ楽しかったし、
      ラストの「HAPPY」の歌で、見た後もずっとHAPPY持続♪ でした(^^)


      さて今日は、5月5日に見た「アルカディア」の感想を書こうと思います。
      今回はあまりほめてません。



       


      まず最初に、席が悪かったことをお伝えしておきます。
      私は今回、後ろから5列目くらいの右端、壁際だったのですが
      役者の表情が見えない、上手が見切れる(ドアの出入りが見えない)、
      (舞台の)窓の向こう側がよく見えない、などの難点がありました。
      また、右側が壁に接していたせいか、妙にリラックスしてしまいました。
      見えないのでオペラグラスを使いましたが、そうすると顔は見れるけど舞台全体は見えない。
      だんだん、家でテレビを見ているのと同じような感じをおぼえてしまい・・・。
      劇世界に入り込めなかったんですよね。
      私は席に文句を言うことはほとんどないのですが、今回の席はちょっと残念でした。
      特に後半、役者さんの表情が見どころと思われるところで、全然表情が見えない、
      オペラグラスを使うと上手側ペアと下手側ペアを一緒に見ることができない、等
      とにかく・・・・フラストレーションでした。
      残念でした。

      実は劇自体は、私の趣味としてとても好きなジャンルだと思うのです。
      錯綜する人間模様と時間軸。
      本心を見せない魅力的な登場人物(特に過去Ver.組)
      演出も王道でしっかりしていて、こんなちゃんとした劇は久しぶりだなと思い、
      開演まもなくはワクワクしていたのですよ。

      ただ・・・登場人物の関係性、登場人物が語る人名や用語等たくさんのカタカナが飛び交って混乱してきたあたりから
      集中が拡散し始めましたね。
      ん?今のは誰の何の話だ? 今言ったのはいつのどの人だっけ?・・・などと考え始めてしまうと、置いて行かれるんですよね(笑)


      堤さんは・・・・堤さん演じるバーナードは、正直不満でした。
      彼はわりと短絡的で自信家というか、名声を求めている野心家というか。
      だから少々詰めが甘くても「そうに違いない!」と興奮して発表してしまうようなところがある。
      研究にしても、慎重にジリジリ掘り下げ、詰めていくハンナと違って、勢いと体力で突き進む。
      女性関係にしても・・・楽しいんだからいいじゃん♪みたいな。
      だからって、単細胞な男ではおもしろくないと思うんですよね。
      堤さんは今回、いつも通り(と言ったら失礼ですけど)、ヤンチャっ気のある楽しい男として演じていた感じがします。
      おもしろいシーンもあって、堤さんのボケや表情で、場もやわらぐし笑いも取れていました。
      でも、このお芝居であの笑いの取り方は・・・才原みたいな笑いの取り方は違うと思うの。変顔とかね。
      バーナードは、性格は強引で短絡的でも、あふれる知性があり、色気があり、
      説得力・・・・「すごいだろ!?」と言われたら、そう思ってなかったのに「あぁ、そうよね」とうっかり返事をしてしまうような強く魅力的な説得力を持っている、
      時にはぞくっとするような頭のキレとひらめきがある、
      ・・・そんな人なんじゃないだろうか。
      なんかさー、カヴァリー家の娘がバーナードにメロメロなわけだけど、
      どうしてそんなに夢中になるの?と言いたくなってしまったのよね。
      (初音さんの演技にも問題が ^^;)

      堤さんはパンフレットの中で、「小田島さんが自分にあて書きしたんじゃないか(それくらいバーナードは体育会系だ)」と言っていますが
      それはどうかなぁ。そう作らなくても良かったんじゃないかなぁ。

      そんな感想を持ったので、堤さんに関しては私は今回 物足りなかったです。


      堤さん以外で。
      井上芳雄くん・・・・ステキだわぁぁ〜〜〜!!
      いや、ステキなのは知ってたけど、大人の役者になりましたよね。
      ストレートプレイの、これだけ難しく内にこもる役を、あんなに表現できる役者さんになられたとは!
      歌わなくてもあれだけカッコイイ。さすがプリンス。
      特にエロ系の話をする時や、奥様に気持ちを漏らしてしまうときの演技など、
      あまりのねっとりさにぞくぞくしましたね。
      (TPT時代の堤さんみたいでしたよ ^^)
      とにかく、これからのミュージカル以外の井上くんの活躍に、おおいに期待を持ったのでした。

      それから、趣里さん!! きれいね〜、細くて!
      細い、色が白い、小柄、姿勢がいい。そして声も滑舌もよかったです。
      良い若手俳優さんですね!たいへんに魅力的です。
      演技も飾らない、まっすぐな演技でとてもいい。
      バレエを本格的にされていたようですね。ケガをしてバレエはあきらめたのだとか。
      役者としてもじゅうぶん将来が期待できると思います。
      映像に行ってもいいかもしれないけれど、
      その立ち姿や動きの美しさを生かして、ぜひ舞台も続けて欲しいと思いました。
      趣里さん、これからちょっと注目しておこう。

      神野三鈴さん! いやー、安定のお色気と高慢さ。すばらしい。
      今回は井上くん(セプティマス)とのシーンがたまらんかったです!!
      でもここもね〜〜、私の席からでは井上くんの表情が(背中からなので)全然見えず。
      また、奥様は何度か出入りしていましたが、その時もどんな表情をしているか
      どんな気持ちで出入りしてセリフを言っているかがよく伝わって来ずに、惜しかったです。

      テレビ放送はないんでしょうか。
      テレビ放送があったら、もっと皆さんの表情の機微をちゃんと見て、
      ちゃんと関係性や気持ちの動きを受け止められることと思います。
      ぜひそれをよく見たいです!

      寺島しのぶさんのハンナは、かっこよくて魅力的な研究者でした。
      浦井くんが、(いつものことかもしれないけどw)ちょっとドタバタしすぎな気がして
      トマシナの考えがすごいと気づいた瞬間とか、ハンナに対する好意的態度とかが、なんかこう・・・むしろ印象の薄いものになったような気がします。
      アレルギー(か風邪?)の演技は上手だった(笑)

      あとは・・・三十郎、もとい、迫田さん(大佐)の位置づけも人物像も、よくわからなかったよw
      それから安西くんは、私の席からは非常に見切れることが多くて、
      いつ出て来て何をやっているのかわからない所が多すぎたです。
      チェイターの山中くんはかわいくて魅力的だった♪


      非常におもしろい脚本だと思うんです。
      もっと入り込んで見られたら、たぶん織物を織り上げるような劇世界を感じられたのではないかと思います。
      後半の収束感にすごく興奮できたんじゃないかなぁ。
      舞台美術も照明も美しかった。
      特にトマシナとセプティマスのごっこ遊びのような恋愛関係(とくにトマシナの純粋さ)は、胸ときめくもので
      この難しい内容の劇にきらめきを与えてくれていたと思います。
      (一方でセプティマスの女性関係のドロドロは、陰湿でドロッとした中世らしさを醸してもいましたが)

      あー、テレビでやらないかな〜。もう一度しっかり見たいなー。


      あまりよく見れなかった私の感想だけでは片手落ちなので
      この方の感想がよかったなと思うブログ記事をご紹介させていただきます。
      (勝手にご紹介してすみません)
      http://ameblo.jp/haruka-nozomi/entry-12154859265.html
      この方は井上くんのファンのようですが、偏らず的確に感想とレポを書かれていると思います。

      ********

      さて、次回公演は「るつぼ」というチラシが入っていました。
      黒木華ちゃんとの共演、すごくうれしいです。松雪姐さんも!o(^-^)o
      「るつぼ」は魔女裁判の話で、衝撃作、問題作といわれた作品。
      たぶん今度は、追いつめられてギリギリとした人間模様が描かれる舞台になると思います。
      そういう堤さんが好きなので、期待したいです♪
      (ただ、東京はコクーン、大阪はピロティという、今回と同じ劇場。
      るつぼはもっと小さい劇場がいいと思うんだけど・・・どんな演出になるのかな。
      演出が外人さん(ジョナサン・マンビィ氏)ですよ。・・・誰?w)




       
      posted by: 観世 | 舞台「アルカディア」 | 10:36 | comments(1) | trackbacks(0) | - |

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        コメント
         
        2016/05/08 10:50 PM
        Posted by: なっちゃん
        アルカディア感想ありがとうございます。
        難解そうですよね~私、外人さんの名前が飛び交うと誰が誰やら分からなくなるので、私なら、もっとわけわからなくなってるかもです
        テレビ今のところ予定なさげで、あればいいんですが

        さて才原警部は観ましたよ~
        もうホント待ってましたの登場でカッコいいやら、楽しいやら、ずっと顔がニヤニヤしながらダンス見て笑っての、お芝居でした。
        最後のハッピー歌は堤さんも楽しそう見てるこちらも楽しい
        何か嫌な事があった時あのハッピーミュージカル見て元気もらおうと思ってます
        それぐらい笑顔になれる歌でした
        (*^▽^)/♪









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