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「るつぼ」東京公演終了

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    JUGEMテーマ:堤真一

     

    11月に入りました。

    「るつぼ」は10月30日で東京公演を終え、

    11月3〜6日、大阪公演となります。

    私は大阪公演の、最後の土日に行って来ます!!

     

    堤ファンの友人に奥ってもらった、東京公演のパンフレットで

    「るつぼ」の予習をしました。

     

     

    今回の「るつぼ」、魔女狩り事件で有名な「セイラムの魔女裁判」を題材にしています。

    事件の内容はこんな感じ → セイラム魔女裁判(Wikipedia)

    信じられないような狂気の展開で、多くの人が魔女と断定され処刑された、17世紀末の事件です。

     

    私はもともとこのセイラムの事件自体も好きで(好きっておかしいなw) 興味があったので

    この作品に堤さんが出てくれて、とてもうれしいし楽しみです!!

     

    東京公演のパンフレットはとても読みごたえがあり、舞台がさらに楽しみになりました。

    この戯曲は、村の魔女裁判にからめて、

    マッカーシズム(共産主義を攻撃する運動)への批判が内容に含まれているそうです。

    しかし堤さんたち役者が演じるのは、個々の人々。

    それぞれの都合で、嘘をついたり、保身に走ったり、人を恨み呪ったり、それを後悔したり・・・。

    さまざまな人間模様が絡み合う中で、ストーリーは狂気と混乱を極めていく。

    大きな社会的事件となり、人間が処刑されるまでになる。

    史実に忠実ながら、人間性を浮かび上がらせ、社会的背景まで描写する。

    実におもしろく複雑な構造だと思います。

    それを役者さんたちが、どんな風に舞台に立ち上げてくれるでしょうか。

     

    この作品はアーサー・ミラーが原作ですが

    こういう、社会的問題や人間の深層心理に切り込み、名作と言われて残るような演劇作品が

    日本ではどうして生まれないのかなと思います。

    井上ひさし作品なんかはそういう作品だと思うけれど。

    今は以前よりさらに興業重視になっていると思う。

    人気俳優さん、人気劇団さんの公演を、派手に広告展開して上演する。

    そりゃあ興業的には成功するんでしょうけどね。

     

    そんな中で、こういう作品にも出て役に真摯に向き合ってくれる堤さんがうれしい。

    パンフレットを読むと、演出家のジョナサン・マンビィさんの舞台へのまっすぐな取り組み方や

    それに全力で応えようとし、それぞれの役柄について深く掘り下げ追求する、役者の皆さんの姿に

    "やっぱりこういう演劇がなくっちゃね!" と思わされます。

     

    コンサートみたいな派手で楽しい舞台もいいけれど

    本格的な演劇をじっくり見て、何度も心の中で反芻して考え続ける、そんな時間も幸せ。

     

    東京公演の評判もとても良かったようです。楽しみです。

     

     

    posted by: 観世 | 舞台「るつぼ」 | 20:13 | comments(0) | trackbacks(0) | - |

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